【新型CB400SF】250cc → 400cc 年間維持費の差は?任意保険は0円、増えるのは車検とガソリン

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バイク

CB250RからCB400SFに乗り換えると、筆者の使い方(年5,000km前後・21歳以上・5等級)で年間の維持費は約3〜5万円増える。内訳を見ると、増える理由の大半は「車検」と「ガソリン」で、みんなが心配する任意保険は1円も増えない

筆者は中古のCB250Rに3年16,000km乗り、新型CB400SF E-Clutchを発表当日に予約して納車を待っている。CB250Rの維持費は総括レビューで全部公開したので、この記事はその続きとして「400にしたら何がいくら増えるか」だけを書く。

【結論】増えるのは年3〜5万円。半分は車検、残りはガソリン

項目CB250R(実額)CB400SF(試算)
軽自動車税3,600円6,000円+2,400円
自賠責保険(年換算)3,570円約3,500〜4,800円+0〜1,200円
自動車重量税(年換算)0円(届出時4,900円のみ)1,900円+1,900円
車検(2年ごと・年換算)0円ユーザー車検 約1,000円/店に依頼 約1〜1.5万円+1,000〜15,000円
任意保険22,990円22,990円(車両入替)±0円
ガソリン(年5,300km)約26,000円約37,500円+11,500円
タイヤ(前後・年換算)約1.5万円約2〜2.5万円+5,000〜10,000円
合計の差約+2.2〜4.2万円/年

※ 自賠責は2026年11月1日に改定される。ガソリンはレギュラー170円/L、CB250Rは実燃費34.72km/L、CB400SFはWMTC 23.1km/Lを実燃費に補正した24km/Lで計算。タイヤはCB400SFの指定タイヤ(PIRELLI DIABLO ROSSO IV)のAmazon価格(2026年9月)に工賃を足し、1.5万kmで割った。

「400は維持費が高い」の正体は、車検とガソリンだ。税金と保険で身構えている人は、そこはほぼ増えないと知っておいていい。

【税金】軽自動車税は3,600円→6,000円

バイクの軽自動車税(種別割)は排気量で決まる。125cc超250cc以下の軽二輪は年3,600円、250cc超の小型二輪は年6,000円。年2,400円の差で、これは動かしようが無い。

【自賠責】ほぼ同じ。ただし11月に値上がりする

自賠責保険は排気量区分でわずかに違うが、実額はほぼ同じだ。

区分24か月36か月
軽二輪(126〜250cc)現行8,920円10,710円
小型二輪(251cc〜)現行8,760円10,490円
軽二輪 2026年11月〜9,780円11,700円
小型二輪 2026年11月〜9,640円11,510円

違うのは「契約の仕方」のほうだ。250ccは車検が無いので1〜5年で自由に選べ、筆者は3年10,710円(年3,570円)で入っていた。400ccは車検に合わせて入るので、新車時は37か月、以後は車検ごとに24か月または25か月になる。新車の37か月分は見積書の非課税諸費用に含まれていた。

【重量税】250ccは1回きり、400ccは毎年1,900円

軽二輪の重量税は届出時に4,900円を1回払うだけ。小型二輪は車検のたびに年1,900円分(新車から12年まで)を払う。新車初回は3年分5,700円が見積書に入り、以後は2年車検ごとに3,800円。年換算で+1,900円。

【車検】ここが一番大きい。自分でやるか、店に頼むか

250ccから400ccへの乗り換えで、生活が変わるのはここだ。2年に1回、車検がある。

法定費用(自賠責24か月+重量税2年分+検査手数料)は誰がやっても同じで、上の表の自賠責と重量税に印紙代が乗る程度。ユーザー車検で陸運局に持ち込めば、法定費用以外はほぼかからない。年換算で1,000円前後だ。

店に頼むと、検査代行と点検整備の費用が別に乗る。ドリームで頼んだ場合の目安は納車後に聞いて追記する。相場としては2年で2〜3万円台が多く、年換算で1〜1.5万円になる。

筆者はオイル交換を自分でやる人間なので、初回の車検はユーザー車検で行くつもりだ。それも記事にする。

【任意保険】排気量では変わらない。増えるのは0円

ここは筆者も「上がる」と思っていた。結果は違った。

納車前にチューリッヒ・アクサ・三井ダイレクトの3社で、CB400SFとCB250Rを同じ条件(21歳以上・6等級・対人対物無制限)で見積もったところ、3社とも250ccと400ccで金額が1円も変わらなかった。バイクの任意保険は「125cc以下」と「125cc超」で分かれていて、その上は排気量で分けていない。上がる要因は年齢条件・等級・車両保険の3つだけで、排気量は関係ない。

筆者は今の三井ダイレクト(年22,990円・5等級)を納車時に車両入替で引き継ぐ。詳しい見積もり結果と、一括見積もりが納車前だと通らなかった話は任意保険の記事に書いた。

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【ガソリン】燃費は34.7→24km/L。年1万円強の増加

CB250Rの実燃費は3年の給油記録で平均34.72km/Lだった。CB400SFのカタログ値はWMTCモードで23.1km/L(1名乗車・クラス3-2)、タンクは15L。

CB250RはWMTC値に対して実燃費が同等〜やや良かったので、CB400SFも同じ比率で24km/L前後と置く。年5,300km(筆者の3年平均)・レギュラー170円/Lで計算すると、

車種年間給油量年間ガソリン代
CB250R(34.72km/L)約153L約26,000円
CB400SF(24km/L 想定)約221L約37,500円

差は約11,500円。直4を回す代償として、これは受け入れる。航続距離は15L×24km/L=約360kmで、10Lタンクで300kmだったCB250Rより伸びる見込みだ。実燃費は納車後に給油記録で出して、この数字を差し替える。

【タイヤ・消耗品】太くなるぶん高くなる

CB250Rは前110/70・後150/60で、3年目に前後タイヤ・スプロケット・チェーン・ハブダンパーを一括交換して工賃込み10万円だった。CB400SFは前120/70ZR17・後160/60ZR17と一回り太く、ラジアルのZR規格になる。品番と交換時期は消耗品の記事に取扱説明書とパーツカタログから全部出してある。指定タイヤのDIABLO ROSSO IVは前120/70が24,834円・後160/60が28,580円(Amazon・2026年9月)で、前後で約5.3万円。工賃を1万円と見て6.3万円を1.5万km(筆者の走り方なら3年)で割ると年約2.1万円になる。CB250Rの10万円のうちタイヤ分を4.5万円と見れば年1.5万円で、差は年5,000〜10,000円だ。

オイルは2.4L(CB250Rは1.4〜1.8L)で、交換1回あたり1,000〜2,000円増える。

【まとめ】年3〜5万円増。車検を自分でやれば下限に近づく

  • 税金+2,400円・重量税+1,900円・自賠責±0。ここは小さい
  • 任意保険は±0。3社の見積もりで確認した
  • ガソリン+約1.1万円。直4の代償
  • 車検が最大の変数。ユーザー車検なら年1,000円、店に頼めば年1〜1.5万円
  • 合計で年2.2〜4.2万円。月にすると2,000〜3,500円

CB250Rの3年間は月1.4万円の「サブスク」だった。CB400SFはそこに月2,000〜3,500円が乗る計算になる。学生の財布でそれが払えるかは人によるが、「400は保険が高いから無理」は誤解で、判断の材料は車検とガソリンの2つに絞っていい。

なお、乗り換えの原資はCB250Rの売却で作る。店頭の下取り見立て20万円に対し、一括査定では23.7万円が付いた。見積書の記事にその手順を書いた。

\下取り相場だけ掴んでおく/

納車後は実燃費・初回車検・タイヤの実額で、この試算を実額に置き換えていく。

参考文献

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