新型CB400SF E-Clutchの人気カラーは、ホンダが公表した受注の内訳でウルフシルバーメタリックが46%。残りの3色はロスホワイト20%・キャンディークロモスフィアレッド18%・マットバリスティックブラックメタリック16%で、シルバー1色で半分近くを持っていく。
ただし、人気色を選ぶと納車が遅くなる。この記事は「どの色が人気か」の答えと、その先の「だから自分はどの色にするか」を、色ごとの納期・リセール・汚れ方で考える。筆者は発表当日にホンダドリームで予約し、シルバーが取れずにロスホワイトにした人間である。
【ランキング】受注比率=人気順
2026年9月8日のメディア試乗会でホンダが公表した、発売から半月(8/21〜9/7)の受注2,700台の色内訳がこれだ。
| 順位 | カラー | 受注比率 | 台数(2,700台換算) |
|---|---|---|---|
| 1 | ウルフシルバーメタリック | 46% | 約1,240台 |
| 2 | ロスホワイト | 20% | 約540台 |
| 3 | キャンディークロモスフィアレッド | 18% | 約490台 |
| 4 | マットバリスティックブラックメタリック | 16% | 約430台 |
シルバーが飛び抜けている理由は、はっきりしている。旧型CB400SFの「顔」がシルバーだからだ。SUPER FOURの復活を待っていた層は、まず旧型のイメージに近い色を選ぶ。筆者が発表当日の昼にドリームへ着いたとき、シルバーはすでに6番目だった。他の3色は2〜3番目。開店から1時間でこの差が付いていた。

店頭の展示車はマットブラックだった。実車の質感はまたがってきた記事に。
【納期】人気色ほど遅い。同じ日に予約しても色で半年変わる
ここが色選びで一番効く話だ。店舗への割り当ては色ごとに来る。年間4,600台を全国173店で割ると1店あたり月2.2台で、それが受注比率で色に配分されると仮定すると、同じ色の次の1台が入る間隔はこうなる。
| カラー | 1店あたり月 | 同じ色で1台入る間隔 |
|---|---|---|
| ウルフシルバー | 約1.0台 | 約1か月 |
| ロスホワイト | 約0.44台 | 約2.3か月 |
| レッド | 約0.40台 | 約2.5か月 |
| マットブラック | 約0.35台 | 約2.8か月 |
シルバーは入ってくる台数が多いが、待っている人も多い。入る台数が多いことと、自分の順番が早く来ることは別である。発売前日(8/20)に店へ電話したときの待ち行列は、シルバーが10番目以上、他の3色が6番目前後だった。今から予約するなら、その後ろだ。
9月中旬にXで出始めた納車報告は黒と赤ばかりで、シルバーはまだ見ない。比率どおりに動いている。「早く乗りたい」が最優先なら、シルバー以外を選ぶのが正解で、筆者もそうした。予約日別の納期の目安は納期の記事にまとめてある。
【リセール】数年後に売るなら、どの色が有利か
中古で売るときの値段は「欲しい人の数」と「出回る数」で決まる。
- シルバーは欲しい人が最も多いが、出回る数も最も多い(受注の46%が数年後に中古市場へ出る)。買取価格は安定するが、飛び抜けはしない
- ロスホワイト・レッド・マットブラックは出回る数が少ない。「その色が欲しい」人にとっては希少で、指名買いが付きやすい
筆者のCB250Rを一括査定に出したとき、入札10社の最高額と店頭の見立てで3.7万円の差が出た。色よりも「どこに売るか」のほうが額に効く。色でリセールを気にしすぎる必要はない。
【汚れ・傷】白と黒はここが違う
3年乗ったCB250R(2019年式)は光沢のブラックだった。その経験で言えるのは、色は「汚れ方」と「傷の目立ち方」が違うということだ。
| 色 | 汚れ | 小傷 | 洗車 |
|---|---|---|---|
| シルバー | 目立ちにくい | 目立ちにくい | 楽 |
| ロスホワイト | 泥はねが目立つ | 目立ちにくい | 頻度が上がる |
| レッド(キャンディ) | 目立ちにくい | 塗装が深いぶん傷が目立つ | 普通 |
| マットブラック | 指紋・水垢が目立つ | マット塗装はコンパウンドで磨けない | ケミカルを選ぶ |
マット塗装は傷を磨いて消せない。立ちゴケの傷がそのまま残る。筆者の黒は光沢だったので、洗えば戻るし小傷はコンパウンドで目立たなくできる。マットはそれができない、というのが店で聞いた話でもある。汚れに神経質な人にはマットを勧めない。逆に、汚れを気にせず乗り倒す人には、手入れの楽なシルバーが向く。
【ヘルメットとの合わせ方】
色を決めたら、次はヘルメットだ。筆者はロスホワイトの車体に、3年被ったSHOEI Z-8の2りんかん限定色「ビリジアンブルー」を合わせる。車体と同色で揃えるか差し色にするかは好みだが、白の車体はどの色のヘルメットも受けるので、色で迷った人には白を勧めやすい。
サイズ合わせをしなかった後悔と、Z-9への買い替えを迷った話は別記事に書いた(後日公開)。
【まとめ】
- 人気はシルバー46%で圧倒的。旧型の顔だから
- 人気色ほど納期が遅い。早く乗りたいならシルバー以外
- リセールは色より売り方。一括査定で3.7万円の差が出た
- マットブラックは傷が磨けない。汚れに神経質な人は避ける
- 筆者はロスホワイト2番目。納車は10〜11月。届いたら白の実車写真をここに足す
同じくCB400SFの色で迷っている人の参考になれば幸いだ。
参考文献
- 受注2,700台と色内訳: 2026年9月8日 メディア試乗会でのホンダの公表(納期の記事の出典欄を参照)
- CB400 SUPER FOUR E-Clutch|Honda公式サイト




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