「iPhoneが欲しいけど新品は高い。中古でいいけど、何を見て選べばいいか分からない」
筆者は中古スマホを扱う店で、配送センターから届いた端末を店頭に出す前に最終チェックする係をしている。センターである程度の検品は済んでいるので、筆者の仕事は「それでも残っている不良を店頭に出さない」ことだ。毎日iPhoneを触って、充電して、並べている。店名は出さないし、自店の価格も書かない。その代わり、中古iPhoneを買う人が知らないと損する判断基準を、検品する側の目で全部書く。

- この記事の結論
- 【検品の順番】店頭に並ぶまでに、iPhoneはこう見られている
- 【一番効く】バッテリー最大容量。値段に反映されないから、高いものを選べ
- 【意外と多い】画面の焼き付き・残像。iPhone 11 は特に注意
- 【気にしなくていい】ネットワーク利用制限「△」と、外から分からないもの
- 【見た目は綺麗なのに弾く】検品で店頭に出さない理由
- 【ランク】A・B・Cの差は約5,000円。外装の代金で、電池は別
- 【狙い目】2026年9月に買うなら、15・13 Pro・12。容量は128GBから
- 【容量】128GBと256GBの上乗せは約7,000〜12,100円
- 【どこで買う】Apple整備済製品 > 大手中古店 ≫ フリマ
- 【未使用品】新品より高い。得なのはiPhone Airと型落ちだけ
- 【まとめ】
- 参考文献
この記事の結論
| 見るもの | 結論 |
|---|---|
| いちばん効く項目 | バッテリー最大容量。値段に反映されないので、同じ値段なら高いものを選ぶ |
| 買ってはいけない個体 | 最大容量が低いもの、画面に焼き付き・残像があるもの、64GB |
| 気にしなくていいもの | 外装の小傷(ケースで消える)、ネットワーク利用制限「△」 |
| 狙い目の世代 | 余裕があれば 15(USB-C)、Proがよければ 13 Pro、安く使えるのは 12 |
| 容量 | 128GBが最低ライン、256GBなら安心。64GBは選ばない |
| 買う場所 | Apple整備済製品 > 名前を知っている大手中古店 ≫ フリマ |
今回おすすめする3機種は全て、2026年9月時点で最新のiOS 27に対応している。
Apple公式での詳細なスペック比較はこちらから。

【検品の順番】店頭に並ぶまでに、iPhoneはこう見られている
筆者の店で、届いた端末を店頭に出すまでの流れはこうだ。
- 外装の傷を見る(状態ランクの根拠になる)
- 起動して、タッチが全面で反応するかを確認する
- カメラが前後とも正常に動くかを確認する
- OSを最新にアップデートする
- バッテリーをフル充電してから店頭に並べる
この順番には意味がある。1は値段が合っているかを確認するための作業で、2〜5が「使い物になるか」の作業だ。買う側が気にすべきなのは後者で、値札に書いてある状態ランクは1の話しかしていない。ランクAでもバッテリーが弱い個体はあるし、ランクBでもバッテリーが元気な個体はある。
【一番効く】バッテリー最大容量。値段に反映されないから、高いものを選べ
外装の傷はケースを付ければ気にならない。バッテリーは毎日のことだ。
そして中古の値付けで見落とされがちなのが、多くの店で、バッテリーの最大容量は値段に反映されていないことだ。同じ機種・同じ容量・同じ状態ランクなら、最大容量が85%でも95%でも同じ値札が付いていることが普通にある。つまり店頭で最大容量を見比べて、いちばん高いものを選ぶだけで、同じ値段で得をする。
見方は、設定 → バッテリー → バッテリーの状態と充電 → 最大容量。店頭なら店員に頼めば見せてもらえる。
注意点が2つある。
- オンラインショップでは最大容量が分からないことが多い。「最低80%保証」のように下限だけ約束している店もあるので、その表記があるかを見る
- 筆者の店では70%を切った個体は店頭に出さない。ほぼ使い物にならないからだ。逆に言えば、店頭にある個体は70%以上のはずで、その中で高いものを選ぶ
オンラインショップにしては珍しく、にこスマならバッテリー最大容量を確認できる。にこスマは最大容量が高い個体ほど少し高いが、上乗せは5,000円以内だ(集計した結果)。

店ごとに最大容量を見比べるのは手間なので、大手7店の在庫をまとめて、バッテリー最大容量で絞り込めるようにした。
80%未満の個体を安く買って電池を替えると得かは、値引き額と交換費用を機種別に並べた記事で計算した。ほぼ全部で損だった。
【意外と多い】画面の焼き付き・残像。iPhone 11 は特に注意
検品していて「意外と多い」と感じるのが、画面の焼き付き(残像)だ。特に iPhone 11(無印) はひどい個体が多く、焼き付きがひどすぎて返金対応になったケースが、筆者が知るだけで2回ある。
iPhone 11 の画面は有機ELではなく液晶なので、厳密には有機ELの「焼き付き」とは仕組みが違い、同じ画面を長く表示し続けたことで残像が消えなくなる症状である。ただ、買う側にとっての実害は同じで、ステータスバーやキーボードの形がうっすら残ったまま消えない。
見分け方は、白い画面(メモ帳や設定の白背景)を表示して、キーボードや時計、ステータスバーの形が薄く残っていないかを見る。店頭なら必ず白い画面を出してもらう。オンラインで買うなら、これも「返金に応じる店か」で守るしかない。
【気にしなくていい】ネットワーク利用制限「△」と、外から分からないもの
中古iPhoneの商品ページによく書いてある「ネットワーク利用制限 △」は、前の持ち主が分割払いの途中で手放した端末という意味で、基本的に気にしなくていい。
理由は2つある。もし「×」(いわゆる赤ロム)になっても、他のキャリアの回線なら使えることが多い。そして名前の通った中古店なら、×になった時点で持ち込めば全額返金してもらえる。筆者の店もそうだし、大手はたいてい「赤ロム保証」を期間無制限で付けている。フリマで買ったら、この保証が無い。
外見からは分からない項目についても、店頭の実態を書いておく。
| 項目 | 実態 |
|---|---|
| 修理歴(非正規部品) | 設定 → 一般 → 情報 に「部品と修理の履歴」が出て、非正規なら「不明な部品」と表示される。筆者は店頭に来た個体で見たことがない。配送センターで弾かれている |
| アクティベーションロック | 店頭に並ぶ個体にはほぼ無い。万一あっても全額返金 |
| 水没 | 見たことがない |
| 異常発熱 | まれにある。触って分かる |
| カメラ不良 | 見た目が綺麗でも弾く理由の1つ。前後とも起動して確認する |
つまり大手の店頭に並んでいる時点で、修理歴・ロック・水没はほぼ潰れている。残っているリスクはバッテリーと画面で、この2つは自分の目で選べる。
【見た目は綺麗なのに弾く】検品で店頭に出さない理由
「状態は良いのに、なぜか店頭に無い」個体がバックヤードにある。筆者が弾く理由は、多い順にこうだ。
- バッテリー最大容量が極端に低い(70%を切る)
- カメラが動かない
- 赤ロム(ネットワーク利用制限 ×)
- 異常発熱(まれ)
逆に、外装の傷だけで弾くことは無い。傷はランクを下げて値段に反映されるだけで、使い物になるかどうかとは別の話だからだ。「傷は安くなる理由、バッテリーとカメラは売らない理由」と覚えておくと、中古の値札の読み方が変わる。
【ランク】A・B・Cの差は約5,000円。外装の代金で、電池は別
大手7社の在庫30,333台を2026年10月2日に集計した。同じ店の中で、機種と容量が同じ在庫をランクごとに中央値で並べ、両方のランクに5台以上ある組だけを使っている。
| 比較 | 組の数 | 差の中央値 | 半分が収まる範囲 |
|---|---|---|---|
| AとB | 223 | 5,000円 | 2,675〜7,000円 |
| BとC | 146 | 6,000円 | 4,000〜9,000円 |
ランクが1つ違うと、値段は5〜12%変わる。ただし「A」の中身は店で違う。各店のiPhoneの在庫がどのランクに何割あるかを出すと、こうなった。
| 店 | 未使用 | A | B | C | 在庫 |
|---|---|---|---|---|---|
| ゲオモバイル(楽天) | 1.9% | 71.4% | 26.7% | — | 8,416台 |
| ソフマップ(楽天) | 0.5% | 54.5% | 37.1% | 7.9% | 4,365台 |
| じゃんぱら(楽天) | 3.7% | 28.9% | 36.5% | 30.9% | 8,901台 |
| イオシス | 4.5% | 27.7% | 43.6% | 24.2% | 2,400台 |
| にこスマ | — | 19.5% | 45.9% | 34.6% | 5,863台 |
ゲオのスマホは3段階で、Bがいちばん下だ。他の店ならCに入る傷も、ゲオではBになる。逆に、にこスマのBは「直径1mm以下の小傷が少し(目安は5つ以下)」とかなり狭い。つまり、ランクの文字ではなく、その店で上から何番目かを見る。
次にバッテリーだ。最大容量を数値で出している店の128GBを、ランクごとに中央値で出した。
| 店・機種 | A | B | C |
|---|---|---|---|
| じゃんぱら・iPhone 14 | 84% | 84% | 78% |
| ソフマップ・iPhone 14 | 82% | 82% | 83% |
| にこスマ・iPhone 14 | 90% | 86% | 85% |
| にこスマ・iPhone 15 | 91% | 91% | 85% |
じゃんぱらとソフマップでは、AとBのバッテリーはほぼ同じだった。にこスマは機種で違い、14ではAが90%と良いが、15ではAもBも91%だ。上の「バッテリー最大容量」の章に書いたとおり、値札のランクは外装の話しかしていない。先にバッテリーの数値で絞り、その中でランクを選ぶ。
そのうえで、AとBの差額5,000円で買っているのは主に外装のきれいさだ。ケースとフィルムを付けて使うならB、付けずに使う人や人に贈る人はAを選ぶ。Cは画面の傷が入ってくるので、定義を読んでからにする。なお、ゲオは定義上Bが他店のCに近いので、Aを買う。Bを買った日はフィルムを貼っておく。
【狙い目】2026年9月に買うなら、15・13 Pro・12。容量は128GBから
iPhone 18 Pro が発売された2026年9月時点で、筆者が中古で勧める世代はこの3つだ。
| 予算 | 機種 | 理由 |
|---|---|---|
| 余裕がある | iPhone 15 | USB-C。ケーブルがMacやiPadと共通になる。Dynamic Island |
| Proが欲しい | iPhone 13 Pro | 120Hz・望遠。Pro の中でいちばん値段がこなれている |
| 安く、ちゃんと使える | iPhone 12 | 有機EL・5G。iOS 27(2026年9月)にも対応している |
いまの中古相場(容量別・バッテリー別の最安値)は、機種ごとのページで毎日更新している。



どれも iOS 27 に対応している。iOS 27 の対応機種は iPhone 11 以降で iOS 26 から変わっていないので、12 でもあと数年は最新 OS が入る見込みだ。11 は上で書いた焼き付きの件があるので、安くても筆者は勧めない。
容量は 128GB が最低ライン、256GB あると安心。64GB は今選ぶのはまったく勧めない。OS と標準アプリだけで相当食うので、写真を撮る人はすぐ詰まる。中古の値札で64GBがやたら安いのは、そういうことだ。
ホームボタンのある SE(第3世代)を探している人は、在庫の8割が 64GB なので注意してほしい。128GB との差は約4,000円で、相場は約30,000円。詳しくはSE 第3世代はまだ買いかに。
11 と 12 でどれくらい値段が違うかは iPhone 11 と iPhone 12 の中古価格の比較 にまとめている。

【容量】128GBと256GBの上乗せは約7,000〜12,100円
7社の在庫33,730台(2026年10月7日時点)から、バッテリー80%未満(数値のある店だけ)とネットワーク利用制限▲の個体を外し、ランクBの中央値を容量ごとに出した。在庫が8台未満の組は載せていない。
| 機種 | 128GB | 256GB | 上乗せ |
|---|---|---|---|
| iPhone 13 | 50,800円 | 57,800円 | +7,000円 |
| iPhone 14 | 64,334円 | 72,941円 | +8,607円 |
| iPhone 15 | 88,616円 | 98,000円 | +9,384円 |
| iPhone 15 Pro | 109,516円 | 128,980円 | +19,464円 |
| iPhone 16 | 118,500円 | 130,600円 | +12,100円 |
| iPhone 16 Pro | 144,180円 | 165,980円 | +21,800円 |
無印の13〜16は上乗せが7,000〜12,100円に収まり、Appleが16の発売時に付けた15,000円(128GB 124,800円・256GB 139,800円)より小さい。店で違い、イオシスは13〜16のどれも10,000円、にこスマは16で7,600円、ゲオとソフマップは15・16で15,000〜20,000円だった。
ただし、256GBの個体はバッテリーが低めだった。にこスマ・じゃんぱら・ソフマップの在庫で、最大容量の中央値は14が87%対82%、15が90%対85%、16が93%対89%(128GB対256GB)で、15では90%以上が128GBの58%に対して256GBは4%しかない。理由は断定できないが、私は、128GBにはキャリアの返却品や短期で手放された個体が多く、256GBは使い込んでから手放されるためだと推測している。そこで256GBを買うなら、バッテリーの数値を載せている店で選ぶ。
容量が足りなくなったときの手はiCloud+で、200GBは月540円だ。256GBの上乗せ7,000〜12,100円は13〜22か月分にあたるので、2年以上使うなら本体の256GBのほうが安い。ただしiCloud+で逃がせるのは写真・動画・バックアップだけで、ゲームや地図のオフラインデータ、ダウンロードした動画や音楽は本体にしか置けない。ここが「128GBで足りるか」の分かれ目だ。買う前に、いまのiPhoneで「設定」→「一般」→「iPhoneストレージ」を開き、使用量に20〜30GB足したものを目安にする。使用量が90GBを超えているなら、128GBは勧めない。
Proは中古でも256GBが半分近くあり、15 Proと16 Proでは128GBより多い。カメラや画面は欲しいが容量は要らない人には、15 Proの128GB(ランクB 109,516円)が狙い目で、16の256GB(130,600円)より2万円安い。新品の128GBはAppleでは16(139,800円)だけで、17と17eは256GBからだ。Amazonでは16eの128GBが94,800円で売られている(10月7日時点)。128GBで足りると分かっているなら、中古の16のランクB(118,500円)より安い。
【どこで買う】Apple整備済製品 > 大手中古店 ≫ フリマ
買う場所は、筆者の中では順番がはっきりしている。
1位: Apple 認定整備済製品
Apple 公式のお墨付きで、新しいバッテリーと外装に交換され、1年保証が付く。中古で最初に見るべきはここだ。欠点は、在庫が少なく入荷が不定期なこと。欲しい機種と容量があればラッキー、くらいで見る。Apple の整備済製品ページを最初に開いてほしい。

Apple の新品・整備済製品と、中古店の「未使用品」「Aランク」を機種別に並べると、iPhone 17・17e・16 は未使用品のほうが新品より高く、16 は整備済製品が中古の B ランクの相場より安かった。機種別の値段は、下の「未使用品」の章に表で並べた。
2位: 名前を知っている大手の中古店(ゲオ・じゃんぱら・イオシス・にこスマ)
整備済製品に無ければ、名前を聞いたことがある店で買う。検品の体制があり、赤ロム保証や初期不良の返金が明記されている。筆者が検品する側として言えるのは、大手の店頭に並ぶ個体は、少なくとも修理歴・ロック・水没は潰してあるということだ。あとはバッテリーと画面を自分で選ぶ。
オンラインで買うなら、商品ごとにバッテリー最大容量を表示している店を選ぶ。上で書いたとおり、最大容量は値段に反映されないのに一番効く項目で、それが見える店なら店頭と同じ選び方ができる。筆者が知る限り、にこスマは商品ページに最大容量を出している。

Android(Pixel・Galaxy)の中古相場も同じサイトで見られる: 中古 Google Pixel/中古 Galaxy
イオシスとにこスマのどちらが安いかは、同じ機種・同じ容量・同じランクで在庫を集計して比べた。63組のうち52組でイオシスが安く、差は約3,000円。ただし保証はにこスマが1年、イオシスは3ヶ月だ。詳しくはイオシス vs にこスマの比較に。
7社まで広げて同じ条件で並べると、同じ機種・容量・ランクでも店の違いだけで約13,000円開く。在庫のあった78組のうち48組でイオシスが最安、Pro 系はにこスマとゲオが安い。店ごとの差は中古iPhoneはどこが一番安いか(7社比較)に。
値札のランク A・B・C は外装の話で、同じ店なら A と B の差は約5,000円。ただし「A」の割合はゲオ7割・にこスマ2割と店で基準が違う。詳しくは上の「ランク」の章に書いた。
避ける: フリマ・オークション
フリマはやめたほうがいい。どんな素性の個体かがギャンブルすぎる。修理歴もロックも赤ロムも、上で書いた「大手なら店が潰してくれる項目」を全部自分で背負うことになり、外れたときの返金も無い。数千円安いのは、その代金だ。
買った中古iPhoneがSIMフリーなら、回線は自分で選べる。
ahamoは2026年10月時点で、30GBが月2,970円(税込)だ。12月1日からは、40GBまで3,135円の段階制に変わる。
楽天モバイルは使った分で決まる段階制で、3GBまで・20GBまで・20GB超の3段階だ。最強家族割を使うと、税込968円・2,068円・3,168円になる。
どちらも中古端末で使えるが、SIMロックの解除と、各社の対応機種のページに自分の機種が載っているかを買う前に確かめてほしい。楽天モバイルは、楽天モバイルで買った製品以外は動作保証の対象外としている。
【未使用品】新品より高い。得なのはiPhone Airと型落ちだけ
「未使用品なら新品より安いはず」と考えて探す人は多い。そこで、2026年10月2日の値段で、Appleの新品、中古の未使用品、中古のAランクを並べた。中古は在庫の中央値で、未使用品を扱っているのは7社のうち4社、▲の個体は除いている。
| 機種 | Appleの新品 | 中古の未使用品 | 中古のAランク |
|---|---|---|---|
| iPhone 17(256GB) | 159,800円 | 166,980円 | 160,980円 |
| iPhone 17e(256GB) | 124,800円 | 128,980円 | 124,980円 |
| iPhone 16(128GB) | 139,800円 | 144,980円 | 127,980円 |
| iPhone Air(256GB) | 189,800円 | 169,980円 | 153,780円 |
17・17e・16は、未使用品のほうがAppleの新品より4,000〜7,000円高い。なぜかは分からないが、いま売っている機種を中古店の未使用品で買う理由は、値段の面では無い。例外はAirで、未使用品が約2万円、Aランクなら約3.6万円安い。
未使用品は新品ではない。イオシスは「開封済みで、動作確認のために通電したもの」で保証は6ヶ月、ゲオは複数回の通電ありで30日以内の返品・交換、にこスマはバッテリー100%で外装が新品に近いもので保証は1年だ。しかも、ゲオでは未使用品160台のうち94台(59%)、イオシスでは111台のうち59台(53%)が▲だった。大手なら▲を過度に怖がる必要はないが、「未使用品=新品と同じ」ではない。
iPhone 16(128GB)は、選択肢が5つある。
| 買い方 | 値段 | バッテリー | 保証 |
|---|---|---|---|
| Appleの新品 | 139,800円 | 新品 | 1年 |
| 中古の未使用品 | 144,980円 | 未使用 | 店による |
| 中古のAランク | 127,980円 | 個体による | 店による |
| 中古のBランク | 118,500円 | 個体による | 店による |
| Appleの整備済製品 | 114,800円 | 新品 | 1年 |
整備済製品が、中古のBランクの相場より安い。ただし在庫は日によって変わるので、欲しい色と容量があるかは運になる。1つ前の世代では、128GBの整備済製品がiPhone 15で99,800円、15 Proで119,800円と、中古のAランク(93,280円と115,280円)との差は4,500〜6,500円になる。Appleで電池を替えると15は17,200円かかるので、数千円の差なら整備済製品のほうが得だ。
結局、iPhone Airを除けば、中古が値段で勝つのはAppleが売らなくなった機種からになる。13や14は新品がもう買えないので、上の章で書いた見方で中古を選ぶ。
【まとめ】
- 中古iPhoneで一番効くのはバッテリー最大容量。値段に反映されないので、同じ値札なら高いものを選ぶ。オンラインは最大容量が見えないことが多い
- 焼き付き・残像は意外と多い。特に iPhone 11。白い画面で確認する
- ネットワーク利用制限「△」は気にしなくていい。大手なら×になっても全額返金
- 狙い目は 15(USB-C)/13 Pro/12。容量は 128GB 以上、64GB は選ばない
- 買う場所は Apple整備済製品 → 大手中古店。フリマは避ける
店ごとの値段と保証の違いはイオシス vs にこスマの比較に書いた。
中古で買うときの考え方は、中古MacBookの選び方と大学生に新品iPadは不要でも同じことを書いている。筆者自身は iPhone 16e を新品で買って半年使ったので、新品と迷っている人はそちらも。
参考文献
- iOS 27対応機種一覧 | iPhone修理アイサポ ― iOS 27(2026年9月15日)の対応機種は iPhone 11 以降で iOS 26 から変わらず
- 整備済iPhone | Apple ― 認定整備済製品の条件・在庫
- ゲオオンラインストア 状態ランクについて ― 初期不良30日・赤ロム保証は期間を問わない










コメント