【新型CB400SF】盗難保険は必要?99万円の車体で3社比較、年16,900円〜34,700円

※当サイトはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を利用しています。

バイク

「新車を買ったら、盗難保険には入るべきか」

新型CB400SFは車両だけで998,800円する。私は任意保険をダイレクト3社で見積もったとき、私の条件では車両保険が3社とも付けられず、付けられたとしても盗難は対象外だと知った。つまり、いまの保険のままでは、盗まれたら100万円がそのまま消える。

では盗難だけを別の保険で備えると、いくらかかるのか。3社の公式ページで保険料を調べ、998,800円の車体に当てはめた。

この記事の結論

見るもの結論
保険料(1年)年16,900円〜34,700円。会社で2倍違う
いちばん安いみんなのバイク保険(盗難のみ・100万円)。自己負担なし
任意保険の車両保険盗難は補償されない(アクサ・三井ダイレクト・チューリッヒ)
盗まれる確率50cc超は年に1,000台あたり約1台(警察庁・2025年)
どこで盗まれるか55%が住宅。うち最多は4階建て以上の共同住宅
見つかるか検挙率は20%。車体が戻るのは4〜5割

確率だけで見れば、保険料は割高だ。それでも入るかどうかは、盗まれたときに自分でもう1台買えるかで決まる。

【保険料】3社を998,800円の車体で並べる

新型CB400SFの税込価格は998,800円、税抜で908,000円。保険の対象になる金額は会社によって税込か税抜かが違うので、両方を書いておく。

みんなのバイク保険Honda Dream盗難補償ZuttoRide Club
運営SBI日本少額短期保険Honda Dream(店頭で申込)ZuttoRide
プラン盗難のみ・100万円D90盗難100
1年の保険料16,900円(一括)26,300円34,700円
自己負担なし9万円5%
2年目の補償額減らない0.95倍0.95倍
対象126cc以上Honda Dreamで買った車両購入明細のある車両
パーツ盗難・鍵穴いたずら—ありあり(上限あり)

(2026年10月2日に各社の公式ページで確認。みんなのバイク保険は分割だと月1,600円で年19,200円。Honda Dreamは1つ上のD100が28,800円・自己負担10万円で、この車体だと戻る額はD90と同じになる。ZuttoRideは盗難90が31,600円。)

いちばん安いのは、みんなのバイク保険の16,900円だ。ZuttoRide Clubの半額以下で、自己負担も無い。

私の任意保険は三井ダイレクトで、バイクには車両保険が無い。その三井ダイレクトが盗難への備えとして案内しているのが、このみんなのバイク保険である。

盗まれたら、いくら戻るか

保険料だけでなく、戻る額も違う。納車から1年以内に盗まれた場合を、公式の説明どおりに計算した。

計算戻る額
みんなのバイク保険購入金額(100万円まで)・自己負担なし約100万円
ZuttoRide Club盗難100税抜908,000円 − 自己負担5%862,600円
Honda Dream D90上限90万円 − 自己負担9万円810,000円

(私の試算。正確な額は、購入明細と各社の審査で決まる。)

保険料が安いみんなのバイク保険が、戻る額でもいちばん多い。数字だけなら、選ぶ理由ははっきりしている。

ただし、補償の中身は同じではない。ZuttoRide ClubとHonda Dreamは、パーツの盗難や鍵穴へのいたずらも対象にしている。ZuttoRide Clubはロードサービスとのセットがあり、盗難100と合わせて年39,490円からだ。車体が丸ごと盗まれたときだけ備えるなら、みんなのバイク保険。パーツやレッカーまで1つで済ませたいなら、ZuttoRide Club。そういう分かれ方になる。

Honda Dreamの盗難補償は、買った店でそのまま申し込める手軽さがある。新型CB400SFはHonda Dreamでしか買えないので、納車の手続きと一緒に済ませられる。補償は申し込みの翌日0時から始まる。

ただ、私は見積もりから契約まで、ドリームで盗難補償を勧められることは無かった。自分から聞かないと、存在に気づかないまま納車を迎えることになる。

みんなのバイク保険 大切なバイクの盗難に備える保険 | SBI日本少額短期保険 株式会社
バイクユーザーが求める盗難補償を手ごろな保険料で。さらに、購入金額を全額補償します。
盗難保険プラン | ZuttoRide Club(ずっとライド クラブ)| バイク盗難保険・ロードサービス
業界トップクラスのバイク盗難保険、ロードサービスなど、すべてのライダーに「ずっと」バイクに乗り続けていただくためのサポートサービスを提供しています。
Honda Dream NETWORK
ホンダドリームネットワークはホンダドリームのオフィシャルサイトです。ホンダドリームは、お客様の大切なバイクとバイクのある暮らしをサポートします。

入る前に確かめること

約款まで読めていないので、次の2つは加入の前に自分で確かめてほしい。

  • 補償が始まるのは申し込みの何日後か(Honda Dreamは翌日0時。ほかの2社は確認できていない)
  • 施錠していなかった場合に支払われるか

警察に盗難届を出して受理されることは、どの保険でも前提になる。

ZuttoRide Clubは公式のFAQに、盗難から30日待ってから請求し、支払いはさらに1.5〜2か月後、とある。盗まれた翌月に次のバイクが買えるわけではない。事故の後から入ることもできない。

【任意保険】バイクの車両保険では、盗難は出ない

「任意保険に車両保険を付ければいいのでは」と考える人もいるはずだ。私も最初はそう思った。

会社バイクの車両保険盗難
アクサ無い補償されない
三井ダイレクト無い補償されない
チューリッヒある(自動車との衝突のみ)補償されないと明記

チューリッヒには「盗難時の臨時費用特約」がある。盗難届を出して60日以内に代わりのバイクを買った場合に、5万円が出る。100万円の車体に対して5万円なので、備えとしては足りない。

ダイレクト型の任意保険で100万円の車体を守る方法は、盗難保険を別に足すしか無い。見積もりの全額は任意保険の記事に書いた。

【確率】盗まれるのは年に1,000台あたり1台。ただし増えている

入るかどうかを決めるには、どれくらい盗まれるのかを知る必要がある。警察庁の統計(2025年)を見る。

年オートバイ盗の認知件数
2015年35,486件
2019年11,255件
2021年7,569件(底)
2023年9,946件
2024年11,641件
2025年14,552件

長く減り続けていたが、2021年を底に4年連続で増え、ほぼ2倍になった。

50ccを超えるバイクに絞ると、被害は5,925台で、保有1,000台あたり1.0台。年に0.1%だ。

この確率で計算すると、908,000円の車体が1年で失う額の平均は約900円になる。保険料は16,900円〜34,700円なので、平均の19〜38倍を払うことになる。確率だけで見れば、盗難保険は割高だ。

ただし、この0.1%は50ccを超えるバイク全体(原付二種を含む)の全国平均で、400ccだけの数字は無い。そして盗難は、場所と置き方に偏る。

どこで盗まれたか(2025年)割合
住宅55.4%
駐車場・駐輪場14.3%
道路上8.5%
その他21.8%

半分以上は住宅で盗まれている。そのうち最も多いのは4階建て以上の共同住宅(3,453件)で、一戸建て(2,073件)より多い。件数で見ると、出先より、住宅に置いてあるときのほうが多い。

もう1つ。盗まれたうちの64.5%は、キーを抜いてあった車体だった。キーを抜くだけでは防げない、ということだ。

「CB400SFは盗まれやすい」とよく言われる。これについては、車種別の盗難件数を出している公的な統計は見つからなかった。ネットで見かけるランキングは、盗難保険の加入者数をもとにしたもので、盗まれた台数ではない。旧型が人気で狙われた、という評判はあるが、新型がどうなるかはまだ誰にも分からない。

盗まれたら、戻ってくるか

2025年
検挙率20.4%
車体が戻った割合(キーを抜いていた場合)40.7%
車体が戻った割合(キーを付けたままだった場合)51.1%

犯人が捕まるのは5件に1件。車体が戻るのは4〜5割で、戻っても元の状態とは限らない。盗まれたら、基本的には戻らないと考えたほうがいい。

【判断】入るかどうかは「もう1台買えるか」で決まる

確率は0.1%で、保険料は割高。それでも入る意味があるのは、次のような人だ。

  • 共同住宅の駐輪場など、屋外に毎晩置く人
  • ローンを組んだ人(盗まれても支払いは残る)
  • 貯金をほぼ使って買った人

保険は、平均では損をする代わりに、起きたら立ち直れない出来事を小さくするためのものだ。100万円を失っても買い直せる人には要らない。買い直せない人には、年16,900円は安い。

逆に、次のような人は急がなくていい。

  • シャッター付きのガレージに置ける人
  • 数年乗って、車体の値段が下がった後

盗難保険は、新車で値段が高い最初の1〜2年がいちばん効く。ZuttoRide ClubとHonda Dreamは2年目から補償額が0.95倍になっていくので、ずっと入り続けるものでもない。

私の場合、CB400SFは実家の駐車場に置く。青空駐車で、屋根もサイクルポートも無く、守りはカバーだけだ。つまり、上の「入ったほうがいい人」にそのまま当てはまる。どれに入るかは、納車(12月3日)までに決めて追記する。

【対策】保険の前に、盗まれにくくする

保険はお金が戻るだけで、バイクは戻らない。先にやることは、盗まれにくくすることだ。警視庁は次の6つを挙げている。

  • ハンドルロックをして、キーを抜く
  • 補助錠を付ける
  • 盗難防止装置を付ける
  • カバーを掛ける
  • 防犯登録をする
  • 駐車場所を選ぶ

静岡県警は、ワイヤーロックやU字ロックを動かない物につなぐことを勧めている。犯人は時間と手間を嫌うからだ。車体にロックを掛けるだけでは、数人で持ち上げて運ばれる。

私はCB250Rで3年、同じカバーを使い続けている。車種が見えなければ、狙う理由が1つ減る。CB400SFはひと回り大きいので、サイズを見て選び直す。

ディスクロックとチェーンロックは、納車後に車体を見て、どこに掛かるかを確かめてから選ぶ。ほかに揃えるものは納車までに買うものにまとめた。

【まとめ】

  • 新型CB400SFの盗難保険は、1年で16,900円〜34,700円。いちばん安いのはみんなのバイク保険で、自己負担も無い
  • 任意保険の車両保険では、盗難は補償されない
  • 盗まれる確率は年0.1%。平均で見れば保険料は割高だが、盗難は4年連続で増えている
  • 55%は住宅で盗まれる。検挙率は20%で、車体が戻るのは4〜5割
  • 入るかどうかは、盗まれたときにもう1台買えるかで決める。効くのは最初の1〜2年

納期の最新情報は納期の記事に、乗り出し価格の内訳は見積書の記事に書いている。

参考文献

コメント

タイトルとURLをコピーしました