Appleの下取り53,000円を断って、秋葉原の買取店に出した。イオシスのBランクで68,400円、差は15,400円だった。
ただし、同じ端末なのに、店によっては14,000円まで下がった。理由は、以前バイクから落としてカメラのカバーガラスを交換していたことだ。修理歴がある端末は、店によって扱いがまったく違う。
16eを半年使った感想はiPhone 16eの長期レビューに書いた。また、買取店6社とAppleの下取りを機種別に並べた比較はiPhone買取はどこが一番高いかにまとめてある。この記事はその実例だ。
Appleと買取店4社の結果
| 売り先 | ランク・扱い | 額 |
|---|---|---|
| イオシス | B(ケース跡) | 68,400円(ここで売った) |
| パソコン工房 | Bくらい(ケース跡) | 65,000円前後 |
| モバステ | B(ケース跡) | 64,000円前後 |
| Apple Trade In | 良好(9/18の見積もり) | 53,000円 |
| じゃんぱら | 故障品 | 14,000円 |
2026年10月24日に、秋葉原の店頭で査定してもらった。4社とも本体だけで、箱は持っていっていない。パソコン工房とモバステの額は、査定のときに言われた目安である。
イオシスはCランクなら61,700円だった。私の16eはケースの傷でBになった。また、パソコン工房はAランクなら、買取の日の増額込みで70,000円と言われた。ただ、カメラのカバーの跡があるのでBくらいになり、実際は65,000円前後になるという話だった。


手放した端末
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 機種 | iPhone 16e 128GBブラック |
| 使用期間 | 約1年6か月(2025年4月〜2026年10月) |
| バッテリー最大容量 | 93%(10/11。9/18は94%・充放電304回。充電上限80%で運用) |
| 修理歴 | バイクから落とし、カメラのカバーガラスだけ非正規の修理店で交換 |
| 付属品 | なし(本体だけ。箱は実家にある) |
| 残債 | UQ mobileの分割払いの途中。ネットワーク利用制限は○ |

ケース跡の部分。画面の傷は保護ガラスのため、本体の画面は割れていない。
売る前にやったこと
異常成人男性なので、回線を3つ持ち歩いている。メインのahamoは機種変更の日に移したが、povoと楽天モバイルのeSIMはまだ16eに残っていたので、売りに行く日の朝に18 Pro Maxへ移した。
povoは、移す途中で5Gから5G SAへの切り替えを求められた。と言っても、画面の指示に従って、旧機種(16e)に届く認証コードを入れるだけだ。そのため、16eは手元で電源を入れたままにしておく必要がある。povoと楽天モバイルの2回線を移すのにかかったのは、合わせて5分足らずだった。すぐ終わるし、難しいところもない。
楽天モバイルは、iPhoneのeSIMクイック転送で移すと、終わったあとに楽天からメールが届く。ただ、メールにある手順でプロファイルをダウンロードし直す必要はない。転送の時点で開通しているので、メールは読むだけでいい。
また、Walletにクレジットカードを登録しているなら、新しいiPhoneでもう一度認証する必要がある。カードは自動では移らないので、16eを手放す前に18 Pro Max側で使えるのを確かめておきたい。
eSIMは、新しいiPhoneで通信できるのを確かめるまで、古いiPhoneを初期化しない。先に消してしまうと、キャリアによってはeSIMの再発行に手数料がかかる。そのため、データも店で売ると決めるまでは消さず、サインアウトと初期化は店のカウンターでやった。データの移し方とLINE・Suicaの順番は、iPhone 16eから18 Pro Maxへの移行の記事に書いた。
じゃんぱらでは修理歴で故障品になった
いちばん差がついたのは、じゃんぱらの14,000円だ。16eは以前バイクから落としたときに、カメラのカバーガラスだけを長崎駅に入っている修理店で替えていた。Appleの正規の修理ではない。ほかの3社はその跡をBランクの減額として見たが、じゃんぱらは非正規の部品交換があることで故障品の扱いになった。
同じ端末で、14,000円から68,400円まで5倍近い差がある。非正規の修理店で画面やガラスを直したことがある端末は、1社の査定で決めないほうがいい。どこまでを減額で済ませ、どこからを故障品とするかは、店ごとの基準で決まるからだ。秋葉原のように店が近くに並んでいる場所なら、何社か回るのに時間はかからない。
手続きは15分かからなかった
イオシスでは、待ち時間が10分ないくらいだった。実物を見てもらうと、その場で「いくらくらいです」と額を言われる。そこで売ると決めたら、カウンターでサインアウトと初期化をして、現金を受け取った。手続きは15分かかっていないと思う。
なお、イオシスでは、箱などの付属品があれば70,000円を超えていたと言われた。箱は長崎の実家にあって、持っていけなかった。売るつもりがあるなら、箱は捨てずに手元に置いておきたい。
Apple Trade Inは状態が2択だけ
Appleの査定は「良好」か「損傷がある」の2択だ。バッテリーは聞かれず、良好なら傷の程度を問わず一律53,000円(9/18に提示された額)になる。傷が多い端末ほど、Appleのほうが有利になる。
ただ、弱みは期限と受け取り方だ。新しいiPhoneを受け取ってから14日以内に、古い端末を送る必要がある。しかも受け取るのは現金ではなく、新しいデバイスの割引になる。自分のタイミングで売り先を選びたかったので、私はAppleを使わなかった。
上限の額と実際の額
売る前(10月10日)に各社の公式ページで見た、16e 128GBの中古の上限額はこうだった。
| 買取店 | 中古の上限 | Appleとの差 |
|---|---|---|
| じゃんぱら | 80,000円 | +27,000円 |
| モバゾウ | 76,500円 | +23,500円 |
| イオシス | 76,000円 | +23,000円 |
| ノジマ | 65,000円 | +12,000円 |
| Apple Trade In | 53,000円(私の16e・良好・9/18) | — |
上限は「傷なし・付属品あり」などの条件で出る額で、実際の査定はここから下がる。イオシスでは、上限の76,000円から、ケースの傷と箱なしで68,400円になった。上限を一番高く出していたじゃんぱらは、修理歴で故障品になり、上限の2割にも届かなかった。
Appleの下取りページは、16eを「最大76,000円」と出している(10/11)。ところが私の16eにシリアル番号を入れて出た額は53,000円だった。というのも、「最大」は容量を区別しない一番いい条件の額で、自分の端末の額は番号を入れるまで分からないからだ。
傷が少ない個体ほど買取店が有利で、傷が多いほどAppleが有利。これが9月に相場を並べたときの読みだった。結果は、ケースの傷とカメラのカバーの跡があっても、買取店のほうが15,400円高かった。


残債があってもネットワーク利用制限は○だった
16eはUQ mobileの分割払いの途中だった。それでも、売る前に調べたネットワーク利用制限は○だった。そのため、△の端末を各店がどう扱うかは確かめていない。残債がある人は、売りに行く前に、キャリアのサイトでIMEIを入れて判定を見ておくといい。
まとめ
- Appleの下取り53,000円に対し、イオシスのBランクで68,400円。15,400円高く売れた
- 非正規の修理歴がある端末は、店によって故障品扱いになる。私の16eは14,000円から68,400円まで差がついた
- 箱などの付属品があれば、70,000円を超えていた
- 店頭の手続きは15分かからず、その場で初期化して現金で受け取れた
Appleの下取りが向いているのは、傷や損傷が多い端末を、手間をかけずに次のiPhoneの割引にしたい人だ。一方で、買取店が向いているのは、状態がそこそこ良く、何社か回る時間がある人だ。修理歴があるなら、なおさら1社で決めないほうがいい。
売り先に迷っている人の参考になれば幸いだ。
参考文献
- Apple Trade In
- iPhone 16eの買取価格(イオシス)
- iPhone 16e 128GBの買取価格(モバゾウ)
- iPhone 16e 128GBの買取価格(ノジマ)
- じゃんぱらの買取
- 上限額はいずれも2026年10月10日に確認した






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