先日通学用に使っている原付スクーターであるホンダ・タクトの走行距離が5000kmを超えた。
今までは行きつけのバイク屋でオイル交換をしてもらっていたのだが、少しでも整備費用を節約しようと考え、自分でやってみようと思い立った。
そこでこの記事ではこれからホンダ・タクトのオイル交換をしようと思っている方に向けて解説する。
お断り
最初に断っておくが、この記事の内容を実践して何か不都合が生じても私は一切の責任を取らない。
また、作業する際は以下の純正マニュアルを参照してほしい。
https://www.honda.co.jp/ownersmanual/pdf/motor/tact/30GJAA000_web.pdf
必要なもの
- 12mmのメガネレンチ
- 写真のようにナットにハマるところの形状が丸になっている
- 新しいオイル
- (オイル処理ボックス)
- (ドレンワッシャー)
- (オイルジョッキ)
オイル交換の手順
- 古いオイルを入れる容器を作る
- 古いオイルを抜く
- 新しいオイルを入れる
古いオイルを入れる容器を作る
上で掲載したオイル処理ボックスを使えば簡単にオイルを処理することができる。
しかし、私は節約のために自作したため作り方を紹介する。
穴が空いていないビニール袋を数枚重ね、中に新聞紙を細かく破ったものを敷き詰める。
新聞紙の量は2日分ほど必要だ。
古いオイルを抜く
古いオイルを入れる容器を下に置いたあとに、オイルドレンボルトを外してオイルを抜く。
メガネレンチを使って力をかけると緩むので、手を使って取り外す。
最終的にボルトが外れると、勢いよくオイルが出てくるので注意(2敗)。
なお、オイルは粘度があるため、最後まで抜けきるまで時間がかかる。この間に先ほど紹介したオイル処理袋を作っても良いだろう。
抜けきったあとでオイルドレンボルトを付け直す。
ドレンワッシャーはマニュアルによると毎回新品に交換するように書かれているが、3回までくらいは再利用できる。
オイルドレンボルトを締め直すときには締めすぎに注意が必要だ。
いくらでも回そうと思えば回るので、普通の力で締まらなくなったらそれ以上締めてはいけない。
新しいオイルを入れる
オイルフィラーキャップを外し、新しいオイルを入れる。
マニュアルによるとオイル交換時は0.65Lを入れるようになっている。
私が買ったオイルは1L入っているので、0.5Lを使用した。
オイルジョッキがあれば計量でき、こぼさずオイルを入れることができる。
なお、私は缶のまま、紙で漏斗を作ってオイルを入れた。
オイルを入れたあとには、オイルフィラーキャップに付属しているオイルレベルゲージを使って、オイル量が適正か確認しよう。
オイル交換のあと
オイル交換をしたあとはメーターの「OIL CHANGE」表示を消す。
メーターのボタンを押しながらキーをオンにし、そのままボタンを3秒押し続ければ表示は消える。
最後に、しばらくアイドリングさせ、新しいオイルをエンジン全体に行き渡らせよう。
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